ダイナミックな山の景色を楽しめるブロモ火山と神秘の青い炎が見られるイジェン火山。
2つの火山を合わせて旅をするとき、どのような移動方法があるか紹介します。
ブロモ火山の起点となる村はチェモロラワン Cemorolawang、最寄駅はプロボリンゴ駅 Stasiun Probolinggoです。空港は近くにないため、ブロモ火山 ⇆ イジェン火山へのルートでは飛行機は基本的に使いません。
イジェン火山への起点の町は2つ。ボンドウォソ Bondowoso とバニュワンギ Banyuwangi です。どちらの町を起点にするのかは、イジェン火山観光後の目的地や好みの交通手段によって選びます。
位置 | 交通 手段 |
設備 | |
ボンドウォソ | イジェン火山の西側、登山口まで専用車で約1時間半。 ブロモ火山から約200㎞。 |
専用車 | 中級クラスのホテル数軒のみ |
バニュワンギ | イジェン火山の東側、登山口まで専用車で約45分。 ブロモ火山から約270㎞。 |
専用車 列車 |
安宿からリゾートまで数多くの宿泊施設あり |
ボンドウォソには駅も空港もありません。イジェン観光後は専用車でスラバヤに向かうのが一般的です。スラバヤからは列車や飛行機でジョグジャカルタ・ジャカルタなどジャワ島のほかの都市へアクセス可能です。
バニュワンギには駅・空港・港があります。列車でスラバヤ、飛行機でスラバヤとジャカルタにアクセスでき、また、港からはバリ島へのフェリーが出ています。
ボンドウォソからもバニュワンギからもイジェン火山の登山口まで行ける公共交通機関はありませんので、登山口までは専用車でアクセスすることになります。
専用車 所要時間 ボンドウォソ 約7時間半、バニュワンギ 約10時間
整備された国道1号線を走ります。バニュワンギの場合、海が見えるところや国立公園の近くを走るので景色を楽しめるドライブコースです。
大きな荷物のある方、ガイド同行希望の方、ドライブが好きな方におすすめ。
列車 所要時間 ( 駅での待ち時間も含めて ) 約7時間
チェモロラワン ⇆ プロボリンゴ駅は専用車で約1時間半。
プロボリンゴ駅 ⇆ バニュワンギのバニュワンギ・コタ駅 Stasiun Banyuwangi Kota※1 は1日2本ほど列車があります。乗車時間は約4時間半 ( 列車により異なる )。
バニュワンギ・コタ駅 ⇆ イジェン火山登山口は専用車で約45分です。
料金重視の方やのんびり移動するのが好きな方におすすめ。
※1 バニュワンギには駅が複数あります。バニュワンギ中心部にあるバニュワンギ・コタ駅が便利です。
※交通機関の詳細はこちら。
【 Q & A 】
1 : どちらの方が安いですか?
→ 列車の方が安いです。
2 : ブロモ火山 ⇆ バニュワンギの場合、車移動の所要時間が列車よりかなり長いのは何故ですか?
→ 列車は内陸の山岳地帯を最短距離で走ります。車の場合は内陸部の山岳地帯の道はあまり整備されておらず余計に時間がかかるので、北海岸にそって整備されている道路を走るため車移動の場合は列車より時間がかかります。